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首都直下型地震 地震初級学習室 第一回  地震はなぜおこるの? [地震]

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今日は。

皆さんは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌で首都直下地震のニュース・記事

などをみたり、聞いたり、読んだりされたことと思います。

地震は毎日のように世界のどこかで、また、毎週のように

日本のどこかでおこっています。

 我々は、地面の揺れを「地震」と言っていますが、

正しくは「地震動」といいます。



では、地震動はなぜおこるのでしょうか。


地球の表面には、厚さ数10kmから100kmぐらいの岩盤(プレート)が

十枚以上あります。

この岩盤(プレート)は年間数cmの速さで移動し、地球の内部に沈み込んで

行くときに、プレート同士の境界で発生する「プレート境界型地震」、

海側のプレートが陸側のプレートに沈み込んでいくときに、

陸側のプレートが引っ張られ、耐え切れなくなって反発し地震が

発生します。この地震は、「海溝型地震」といいます。

 12月19日に政府が発表した、「首都直下型地震」の

直下型地震について説明します。

陸のある地域の比較的浅い部分で発生する地震を

内陸型地震、直下型地震といいます。

陸側にあるプレートが引き込まれて活断層に歪が起こり

その歪によってエネルギーがたまり、耐え切れなくなって

発生する地震です。


東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震は

海溝型地震で、地震の大きさを表すマグニチュードは、「9」と

大きな地震でしたが、直下型地震はマグニチュード「7」程度と

言われています。

直下型地震は、震源が浅いため、マグニチュード7クラスでも

非常に強い揺れが地表に伝わるため、被害の及ぶ範囲が

狭い割には、局所的に大きな被害を及ぼすことになると想定

されています。

1995年に発生した兵庫県南部地震も、直下型地震でした。

このように、地震動はプレート境界型、海溝型、直下型の種類があり

震源の深さ、大きさが異なることを覚えておいてください。


地震(地震動)の発生メカニズムと種類については

以上になります。







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