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首都直下地震 東京都防災条例 [地震]

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おはようございます。

今回は、東京都防災条例として公表されている

「東京都帰宅困難者対策条例」について考えてみます。


東京都防災ホームページの「東京都帰宅困難者対策条例」に関する説明
序文に

 「平成23年3月11日の東日本大震災では、鉄道等の運行停止により、
多くの帰宅困難者が発生し、駅周辺や道路が大変混雑しました。
首都直下地震等大規模災害が発生し、鉄道等の公共交通機関が当分の間、
復旧の見通しがない中、多くの人が帰宅を開始しようとすれば、火災や建物倒壊等により、自ら危険にさらされるだけでなく、発災後に優先して実施しなければならない救助・救援活動等に
支障が生じる可能性があります。
 こうしたことから都は、「自助」、「共助」、「公助」の考え方に基づき、
帰宅困難者対策を総合的に推進する条例を平成24年3月に制定し、
平成25年4月から施行します。」
と記載されています。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

私は、渋谷区代々木に勤務していましたので、

平成23年3月11日の東日本大震災発生時は、12階建てオフィースの11階の

会議室にいました。

最初は横揺れ、その後縦揺れも加わり、立っていれない状況でした。

地震がおさまったあと、公園へ避難、その後ワンセグで津波被害の

リアルな映像をみてしまいました。

東京都内はどんな被害だったのか、想像もつきませんでした。

4時前に、会社からの安否確認を終え、横浜の自宅へ戻ろうと

代々木駅に行ってみると、JRはSTOP。

友人と、「少し待っていればJRは復旧するだろう」と甘い考をし

早い夕飯でも食べて時間調整していましたが、6時になっても

になっても電車は動かず。

 まずは、渋谷まで歩いて行ってバスに乗ろうと試みたものの、

人で溢れかえっていて断念。

真っ暗な中、歩いて、恵比寿、目黒経由で川崎、横浜まで

たどり着いたのが夜中の2時半。延々と8時間以上歩いた。

 道中、多くの帰宅をしようとした人が歩道を三列から四列で

歩く様は、さながら軍隊の行進のようでした。

見知らぬ方と声をかけ合い、コンビニで水や食料を求めたが

在庫なし、悲惨な状況でやっと川崎手前で、飲食店を見つけ

お茶と軽い食事にありつけた。

川崎から横浜の遠いこと、遠いこと。

履いていた革靴で靴擦れで痛い。

やっとの思いで自宅にたどり着いた。

雨が降っていなかったこと、道中の見知らぬ方々と

励まし合ってあるいたこと、川崎手前で取れた軽食、お茶に

大いに感謝した次第です。

家族との安否確認も携帯電話は不通、公衆電話は行列。

それでも、十二時には何とか安否確認とれてほっとしました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

こんな帰宅困難者の経験を持つ方は、私と同じ気持ちだったのではないでしょうか。

条例をつくっても、肝心の都民のことを、親身に考えているのでしょうか。

どうか、東京都知事に立候補される方々の防災に対する決意をおきかせいただきたい。

東京オリンピックの華々しさのバックボーンとして、ぜひ、都市防災環境を整備していただきたい

と思います。

また、首都直下地震が来るぞ、被害は大きいぞと12月19日の政府発表の

記事をみたとき、他人事でしかないのでは?と思いました。

結局は、まずは自助です。公助を求める前に、自分でできる対策を

しましょう。

可能なかぎり自分や家族の安全を、守りましょう。


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